孤高のラプソディー



今の状況を理解し切れない翡翠に、ブールは説明を続ける。

『まぁ、それもそうだ。

なぜなら、いま翡翠と俺がいるこの世界は、今までいたあの世界とは違う世界なんだ。』

「……………………………。」

え、っとーちょっと待て。

いま、ブールなんて言ってた⁉︎

しかも今までいた世界と違うってどーゆーこと⁉︎

じゃあここどこ⁉︎

いや、ここは精神世界とか言うやつって言ってたけど、そーじゃなくて‼︎



内心、さらに混乱している翡翠。

そんな翡翠にしばしの時間を与えて、整理させるブール。


少ししてから、

『もう、大丈夫か?』


「あ、あぁ、多分大丈夫だ。

続けてくれ。」

苦笑い気味の翡翠が答える。

『もう、時間もないからざっと簡単に話すぞ。

ここは"魔法界"と言う、魔力が源の世界だ。

そして翡翠と俺が今までいた世界は、こちらの世界からは、"人間界"と呼ばれている。』

一言一言区切りながら、分かりやすく翡翠に伝えるブール。

「おう、理解した。」

よし。

もう、なにも突っ込まずに、素直に伝えられたことを、受け止めよう。

そうすれば、きっと理解できるはず‼︎

頑張れ‼︎私‼︎



もはや、変なテンションになっている翡翠。