おすわりをして、真剣な表情でこちらを見つめてくるブール。
「その、どこかって言うのは教えてくれるのか?」
『あぁ、もちろんだ。
今、翡翠がいる町に国立大図書館がある。
そこには国中の本が集まり、また、分配される場所で、数え切れないほどの本が保管れている。』
そこで、一時言葉を区切るブール。
しかし、翡翠には当然の疑問が頭に浮かんでいる。
それと好奇心も……。
「そんな図書館があるのか⁉︎
いいなー、行きたい行きたい行きたい‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
しかしなぜ今、この流れで図書館がでてくるんだ?」
『まぁ、慌てるな。
本題はここからなんだ。
その図書館には、俺が封印されている"禁忌の魔法書"と言う本が、閲覧禁止エリアに保管されている。
つまり、そこからその本を持ち出して、俺の封印を解いてほしい。』
それを聞いた翡翠は、ただいま混乱の真っ最中。
「え、ん? え?……は?
封印ってなに? "禁忌の魔法書"?
え、ブールは頭がおかしくなったのか?
だいたいそんな類は、今時ありがちなファンタジーアニメじゃないか‼︎」

