孤高のラプソディー




「よし‼︎」

無事にキャッチ‼︎


ツィアンスを地面におろして、2匹の子狼を抱きかかえる。

「だっ、だいじょうぶですかっっ⁉︎」


スカートの裾を掴んで、真剣な眼差しで見上げるツィアンス。


余程、不安にさせていたらしいと思った翡翠は、申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、嬉しくも思った。


心配されるなんていつぶりだろう。

なので、ツィアンスを安心させる意味を含めて、

「私は、この通り大丈夫だよ‼︎」

と笑って、その場でくるりと回ってみせた。

すると、ツィアンスは顔をしゅん、とさせてポツリと、


「わたしのせいで、ほんとにめんどうなことにまきこんでしまって、ほんとにすみません…」


そう言って、頭を下げるツィアンス。


翡翠は慌てて、


「いやいや、大丈夫だよ‼︎

それに、ツィアンスのせいじゃない‼︎

だいたい、ツィアンスは狙われたんだから、逆に、無事でよかったよ‼︎

そんなに心配させてごめんね 」