「はいはい、わかってるよ、」
そう言ってブールは立ちあがり、滑り台から飛び降りた。
『もう一度言うが、向き合う覚悟があるのなら、俺についてこい』
「え、ちょっ‼
ブール!? どこ行くの!?」
するとブールは、公園のとなりの雑木林に入っていった。
いそいで、私も滑り台から降りて、ブールの後を追った。
「ねぇ‼︎ ブール、待って‼︎
ちょっ、速いって…‼︎」
いくら呼んでも、ブールがこちらを振り向くことはなく、見えなくなるくらい先に行ってしまった。
それでも、私はひたすら走って行く。
なぜなら、私はもう決めたから。
向き合うって、覚悟を決めたから。

