でも、こんな上原でも 凪咲のことだけは本気みたいなんだよね。 調子に乗ってるように聞こえるけど、 ちゃんと緊張してるみたい。 「おはよう、上原くん」 恥ずかしそうに凪咲がいうと、 それを聞いた上原はさっきとは 全く別人のように 顔を真っ赤にして俯く。