〜ワスレナグサ〜 美しき世界

胡桃「えぇーと…」


浪士「嬢ちゃんのおかげで砂まみ…栞里「胡桃!?大丈夫!?」」


浪士「人の話の邪魔すんな!!!ゴタゴタ言ってねーで金出せ!!! それとも…身体で払うか…ニヤリ」



栞里「はぁ?!なんなのよ!あんたも悪いでしょーがっ!!」



浪士「んだと!このやろー!!!」


ースラリーーーー

栞里「刀!?」

麗「胡桃!栞里!」


結花「大丈夫か!?」


胡桃「う、ん、」



浪士「ゴタゴタうるせーなーっっ!!」

浪士が胡桃に刀を振り下ろした瞬間…

カキンッ!




?1「女の子に刀振りかざすのはどうかと思いますよ?」


?2「そーだ!お前の相手は俺がしてやる!」

1人の浅葱色の羽織を着た身長が高めの青年が浪士の刀を受け止めた。


浪士「お前らは………壬生浪士組!!」

浪士の顔色がサーッと青ざめた。

?1「なーんだ?僕達のこと知ってるんだ?」

?1「だったら僕のこともわかるよね…?」


浪士「ひ、ひぇっ!!」

?2「情っけねーなー!!」


バコンッ!!


目がクリッとした小柄な青年が浪士を刀の鞘で叩いて気絶させた。