〜茉央side〜


今日も私は繁華街を歩く。





するといきなり手を掴まれて


「キミ可愛いね、一緒に遊ぼうよ〜」


イケメン風なチャラ男に声をかけられた。
無視してその場を通りすぎようとすると


「待ってよ、いいじゃん少しくらい」


思っていた以上にしつこくて、つい

 ベシッ

思いっきり手を振りほどいて


「私はあなたに構ってる暇はないの!!」


あ、やってしまった…

そう思った頃には遅く、


「生意気なんだよ、黙ってついてこい」


力強く腕を引っ張られ、目の前のホテルに向かおうとしてしる。


「やめて、痛いっ!」