時間は流れ放課後となった。

いつもなら寄り道でもしながらゆっくり帰るところだが、今の私には『暇』の『ひ』の字もない。
私はしろたを探すために、靴箱へ急いだその時だった。

 ガシャン!!
どこかの教室で窓ガラスがわれる音がした。炎の燃え上がる音と共に.......。