「言っただろ、行動を共にするって!」


あ、完全忘れてた。


『じゃ、ちょっと待ってて。』


もう朝食とか着替えは準備していたからカバンをとるだけ。


リビングに置いたカバンをとって靴を履き家を後にした。















『ねぇ!』


「…。」


『ねぇってば!』


何度も呼んでいるのに無視する羅稀。


「何だよ」