捺央side
ガタッ!
「んー…?」
今は国語の授業で先生が教科書を
子守歌の様な感じで朗読するから眠ってたけど、
紫苑がいきなり席を立った。
「紫苑、今からサボるのー…?」
欠伸をしながら問い掛けると
目の前に手帳を突き付けられた。
うー…視点が……。
寝てたせいでボヤ〜っとするのを
目を擦(こす)って視点を合わせる。
【準備。】
後は雰囲気だけで分かったから
僕も慌てて準備をする。
「黒鉄、匡、琥珀!帰る準備!!」
そう言うと三人も急いで準備を始めた。
捺央sideEND
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