「暴走族では、情報のダミーを
幾つか用意するのが鉄則ですからね。
『朱雀』もないとは限りません。」
「しかも、あっちには日本一のハッカーが居る。
…チッ……俺らのスキルじゃ解けねぇ。」
確かに『俺ら』じゃ無理だ。
【だから、あの人に頼みたいと思ってる。】
「えぇ〜!?」
「あの人にですか!?」
「それ、ガチか!?」
「嘘〜!」
予想通りの反応に苦笑い。
【もう連絡はしてあるから
近々、会ってくれる事になった。】
そう言うと四人は嬉しそうに飛び跳ねた。
紫苑sideEND
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…