この、声は…!


「…チッ……ラスボス登場か。」


『どう…いう?』


あの時と違う。


「あれぇ〜…?
誰か教えてくんないかなぁ。

なんで、裏切り者を守ってんのか。」


私に向けられていた軽蔑の目で
今度は瑠愛を見ていた。

その瞬間、ある考えが浮かんだ。


私は、守られてた…?