「…チッ……回り込まれたか。」 先回りをされたのか距離を詰められる。 「棗ぇ…どーいうつもりだぁ!?」 私も未だに理解出来ない。 だって、棗は私を『朱雀』から…。 「俺らは初めっから お前らと仲間になったつもりはねぇーよ。」 ドカッ! 「そーそー!」 『!?』 私が見たのは周りに居た男達を殴り倒し、 私を囲む神楽、侑季、拓海、刹那の姿。