コンコン…


『あ、紫苑…。』


振り向くと紫苑が複雑そうな表情をしていた。


【もう遅いから寝るぞ。】


『うん…おやすみ。』


声を失う程に辛い事があったなら
話してくれるまで待とう。

紫苑が私にそうしてくれた様に。


そう決めて用意された部屋のベッドで目を閉じた。