『う、そ……。』


「アンタ、ここの住人かい!?

良かったわねぇ〜。
昨日の夜に焼け崩れたんだよ?」


昨日の夜…。


『まさか………。』


" ねぇ、信歩ちゃん。
瑠愛から逃げられると思わないでね…? "


瑠愛……?


証拠がある訳でもない。
なのに、そうとしか考えられない。

ねぇ、瑠愛。
アンタは私から仲間も思い出すらも奪うのね。