「あー…そろそろ寝時だな。
お前らもこんまま泊まんだろ?

捺央も戻って来ねぇーし。」


『じゃあ、私は帰るね。』


道は覚えてるし。


荷物を纏めようとすると、


「え、信歩も泊まれば良いじゃーん!」


当たり前みたいに琥珀が止めた。


『いやいや…お風呂とか入りたいし。』


その提案にすかさず却下する私。