中に入ると皆の暗い顔が目に入った。


「…ヒック……ッ………!」


『瑠愛!?』


服が破け、涙を流す瑠愛に駆け寄る。


『ねぇ、どうしたの!?』


「触んないでッ!」


バシッ!!


それなのに私が受けたのは拒絶。

払われた手よりも、
瑠愛が棗の腕に抱かれている事に目を疑った。