自分では瑠愛と仲良くなったと思ってた。


『ん〜♪今日も変わらず良い天気!!』


今日は何をして遊ぼっかな?


静まり返った部屋を出る。


私の家はお母さんが女手一つで育ててくれた。
だから、お父さんを知らない。

まだ子供だった私はお母さんの気持ちも考えずに
色々と聞いたりして困らせてしまった…。


『いってきます…。』


お母さんとの関係が悪くなり、
自分で居場所をなくしてしまった。