『朱雀』の皆と居る時間はとても楽しくて、
毎日が充実してた。


「信歩ぁ〜…弁当まだかぁー?」


『待ってないで侑季も手伝ってよ!』


週に何回かは私が作ったお弁当を持って
ピクニックをしてた。


「やっぱ、上手いな。」


『そうかな♪』


棗に毎度褒められて嬉しくなる。


「良い嫁になれる。」


「…うんうん。」


神楽と刹那が私と棗を見てニヤける。


『その顔キモいから止めて!』


照れ隠しでいつもそっぽ向いてた。