あまりにも衝撃的発言に言葉を失う。

頭の中は幾つもの言葉で埋め尽くされてるのに。


ギュッ!


『!?』


「瑠愛ね、もうあの時の事怒ってないよ?
『朱雀』に信歩ちゃんが居ないとつまんない!」


紫苑と繋がれてた手を取られ、瑠愛に手を握られる。


「ねぇ、信歩ちゃん………。」


耳元で何か囁かれる。


ドンッ!


「きゃ!?」


耐えきれずに私は瑠愛を突き飛ばした。