『ふぅ〜〜〜…。』 扉を閉めてそのまま座り込む。 私ったらお礼もしないで悪い子ですね…。 パチン… 電気を点けると部屋全体に明かりが灯る。 『中は意外と綺麗。』 既に運ばれた荷物の整理をして、 布団を床に敷く。 今日は暴走族と関わっちゃったけど、 明日からは違う私になるんだ…。 その気持ちとは裏腹に涙が伝う。 『…ッ……寝て忘れるのが一番!』 それを隠す様に布団を被った。