「じゃあ雪があーんしてくれたら食べる」
どうせしてくれないだろうと思いながら、無茶ぶりでお願いしてみる
「も...もうっしょうがないな...///」
しかし雪はそう恥ずかしそうに言いながらも一口大になったアップルパイを差し出してきた
雪から発せられた意外な言葉に一瞬とまどってしまったが俺はゆっくりと口を開けた
パクっ
口に入れた瞬間、りんごのほのかな風味と優しい甘さが一気に広がる
雪のつくるものは昔からなんでもうまい
俺の大好きな優しい味
そう1人で感心していると
なにも答えない俺に不安になったのか雪が心配そうに顔をのぞきこんできた
