ウサギと皐月色

都会の騒がしい道を歩いていく

今人気のアイス店に行くらしい。

周りは俗に言うリア充ばかり



前をけいくんともえが手を繋いで歩いている

その後ろを歩く私達は少し気まずい…


「……あのさ」

ふーきが口を開いた

「え!あ、うん」

突然の事で戸惑ってしまった


「…くくくっ、変わらねーな」

ふーきは懐かしい笑顔で笑ってくれた

「う…うるさいなぁ!!」

「うるさくねーよ!元気にしてた?」

「うん!そっちは?」

「普通」

「普通って!分からないじゃん!」

たわいのない会話を繰り返した


よかった、前と同じだ


心配し過ぎちゃったのかな?