ウサギと皐月色

「おーーい、けーーい」


「おーう、お疲れ様」


私達の元へふーきがやってきた


こころなしか、疲れているようだった


「もー疲れたよ、毎日毎日…え?神楽!?」


気づかれた。当たり前だけど気づかれた


まだ心の準備してなかったのにぃ


ふーきは怪訝そうな顔して


「けい、こいつら何?」


こいつらって言われた…


「ああ、こっちは俺の彼女でこの子はその付き添い」


「はじめまして!彼女のもえでーす!」


「あぁ、はじめまして」


少しウザったそうだ


こういうタイプ苦手そうだもんな


それを察したのかけいくんは


「まぁまぁ、とりあえず4人でアイス食べにいこーぜ!親睦会含めて!」


「はぁ!?けいの奢りなら行ってやるよ」


「うぅぅぅ了解、よし行こう!!」

半涙目になりながらけいくんは言った