苦くて甘い



俊さんがドアを開けてくれた


「失礼します」

礼をして部屋に入った
広い部屋だなー



「こちらにいらっしゃい」


お嬢様は優雅にお茶を飲んでいた
横には初老の男性がいた


この人がお嬢様の専属の執事か



厳しそうだな


それが第一印象だった