苦くて甘い


声的には若い人そうだったけどどっちだろ



ガチャっとドアが開くと出てきたのは
私と同じ歳ほどの男の人だった



この人が私と同い年の男の子か
サラサラした黒髪に端整な顔立ちがかっこよくて
つい、見とれてしまった

「あの、顔になにかついてますか?」



あまりにみつめていたら声をかけられた




「あ、いえ、あの、今日からよろしくお願いします」