「俊ってすごいと思わない?」 「えっと・・・?」 「料理も上手くて、植木のお手入れも完璧 で勉強も運動もできるのよ?」 「そーなんですね・・・すごいですね」 ふーん勉強も運動もできるんだ ホントムカつくわ 「だからねそんな俊に言いよるオンナも 多かったの」 お嬢様はふと私の目を見た その目はとても鋭くて怖かった 「あなたは大丈夫よね?」 にこっと笑ってそういうお嬢様に 私はハイとしか言えなかった