苦くて甘い




「だ、男子にもいわれたことあるもん!」



「B専なんじゃね?そいつ?」




「違いますーふつーに美人な女優すきでしたー」



「あっそでも俺から見ればお前はブスにはいる」


「そうですかーすいませんでしたーあなたから見ればブスで」


腹が立ち戻ろうとしたら俊さんが私に歩み寄り
突然顔を両手で挟むと持ち上げた



「あんあのひょ、きゅゆに(なんなのよ、急に)」


しばらく私の顔を見つめると



「さっきの言葉撤回する」



え?




「お前案外可愛いじゃん」