苦くて甘い


「じゃあ、失礼します」


お嬢様に言われたとうりに引き下がり
部屋から出ると俊さんが待っていた



「栞様の話終わっただろ?
今からあんたの部屋に案内するから」

俊さんはさっきと違って男の人らしい
ぶっきらぼうな口調でいった



俊さんについて行った
案内された部屋は私の家の自室より


少し広いぐらいの部屋で家具は備え付けてあった


「ここがあんたの部屋でだから好きに使ってくれていいから」