「は、はにゃして(離して)!!」
翼くんは割とマジでつまんでるから結構痛い。
しかも、あたしが抵抗するから余計に痛く感じる。
「謝るか?」
「ひゃい…(はい)!!」
もうこれ以上、あたしの頬に翼くんの
手が触れてるのは耐えられない…!!
心臓が止まりそう…っ!!
それに、ほっぺだって痛いし。
「ご、ごめんにゃひゃい(ごめんなさい)…!」
あたしが素直にそういうと、
翼くんはつまんでいた両手を離して満足そうに微笑んだ。
「ん。許してやる」
あたしは少し痛むほっぺを触った。
赤くなってるかなぁ…?
でも、そんなに強くはつまんでなかったけど…。



