【完】俺様王子とKissから始めます。




「あ、ごめんごめん」


悪びれもなさそうに再び席につく朱里。


「もっー!!!」


あたしは今ショック受けてるんだからね。

人生で初めてキスしたのに、人生で初めて告白したのに…。

全部失敗に終わるだなんて……。


「で。なんでそんなことしようと?」


「ちょっとでもあたしのこと見てほしくて…」


言えば、ただの願望。

叶いもしないのにあんなことするのが間違ってたよね。

なんていまさら、後悔してももう遅いけどね。


「まぁ、でもこれで王子からは卒業できるんじゃないの?未練はないんでしょ?」


「うーん…」