帰ってほしくはないけど…
そりゃあ、叶うならずっと一緒にいたいけど。
それって迷惑でしょ?
「いや…迷惑じゃなければ…」
「てか、日直の相手山田なの?」
うわぁ、私がここでなんて言ってても
絶対この人帰るつもり無かったでしょ!?
だって、明らかに話題変えたもん。
「う、うん。でも帰っちゃったみたい」
「それでチビなのに一人でやってたわけか」
翼くんは頬杖をつきながら、あたしと話す。
時々不意に視線がぶつかるたびにあたしは胸を高鳴らせる。
あたしの前に翼くんがいる。
なんかそれだけで幸せだなぁ。
「チビは余計」
あたしだって好きでチビやってるわけじゃないんだから。
ちょーっと自分が177cmぐらいだからってすぐチビ扱いしやがって。
「だって、ホントのことだろ」



