「お前はそれだけいい女ってことだから。
でも、他の男の前ではいい女になんなよ」
「わ、わかってるよ…!」
「心配だな。お前誰にでもすぐしっぽ振るから」
「なっ…!また犬扱いして…!!」
あたしは犬じゃないし!!
それ、彼女にいうセリフですか…!?
「まぁ、他の男のことなんか考えらねぇくらい莉乙の頭と心ん中、俺でいっぱいにしてやるから」
そういって、頭の上にぽんっ、と手を置いたと思ったらまたあたしの唇に極上に甘いキスを落とした。
あたしの視線の先にいる翼は今までの何倍も柔らかくて優しい笑顔を浮かべている。
────…あたしはいつも翼のことで頭も心もいっぱいだよ。
なんて言ったらきっと調子に乗るから言ってやんない。
でも、その代わりギュッとまた翼に抱きついた。
全てはあたしのキスから始まった。
そして、また今日
今度は俺様王子からのキスで
あたしたちの恋人としての関係が始まる。
*俺様王子とKissから始めます。~Happy End~*



