いつだって、無意識だ。 無意識に相手を目で追ってて 無意識に期待してて 無意識にイラッ、としてムカついてる。 人を好きになるのだって 意識して好きになるわけじゃないから。 知らない間に恋に落ちてるんだ。 そんな無意識なのにどうやって諦めろっていうのよ~!! 諦め方の本とかあったらすぐに買うのに……なんて思っていると翼くんの声が聞こえた。 「なんでってここ俺の席だし?」 あっ…! ホントだ、あたし自分の席みたいに扱ってたけどここは翼くんの席だったんだ! 今の今まで忘れてたよ。