俺ってこんな女々しかったっけ?
土曜日…アイツらがデートしていたのは本当みたいだ。
見かけたヤツらから聞いた。
仲良さげに手まで繋いで歩いてたらしい。
それを聞いた瞬間、もうマジでありえねぇぐらいムカついたし、やっぱもっと強引にでも止めておくべきだったと後悔した。
俺と繋いだ手で他の男と手なんか繋ぐなよ。
ちょっとは期待してた。
莉乙はまだ俺のことが好きで土曜日は行かないと。
でも、違った。
莉乙は本当に俺のことを忘れようとしてる。
それが、たまらなく悔しくて辛くて苦しくて。
こんなの初めてでどうしたらいいのかわからない。
全部、素直になれない自分が悪いのに俺の心の中はどんどんドロドロとした真っ黒な嫉妬で埋まっていく。



