【完】俺様王子とKissから始めます。




「そっか……あたしこそごめん。

これからも幼なじみとしてよろしくね」



最後に千鶴はニコリ、と天使のような微笑みを俺に向けた。

俺はこの笑顔が幼い頃からずっと大好きだった。

でも、今は全部綺麗な思い出として俺の心に残ってる。

そして、また君と幼なじみとして過ごしていく。



「ああ。よろしくな」


「今日は一人で帰らせて?」


「分かった。じゃ、気を付けて帰れよ」


正直、千鶴を一人で帰らせるのは不安だったけど、
たぶん今は一人で帰りたい気分なんだろう。

だから、俺は何も言わずにそれだけいって教室を出た。