「ごめんね。莉乙ちゃん、コイツこういうヤツだから」
申し訳なさそうに千鶴ちゃんがあたしに謝る。
だけど、それはあたしにとっては逆効果。
なんか…まるで仲いいのを見せつけられてるみたいでモヤモヤした気持ちになる。
まぁ、千鶴ちゃんはそんなつもりはないんだろうけどさ。
あたしの勝手な思い込みなんだけど……
「ぜ、全然大丈夫っ!!気にしてないから!」
そう言うしかないじゃん。
「ほーら、正直気に入ってんだろ?」
すかさず、翼くんが口の端を斜めにあげながら言った。
「気に入ってないですから…!!!」
「嘘つけ、顔に書いてる」



