このままだと殴られちゃうかも…!!! とっさにそう思ったあたしは歩くのをやめて声のする方に走り出した。 「うっとうしいんだよ…!!」 ────…パシンッ その痛々しい音は食堂にいる人のガヤガヤとうるさい話し声に消えた。 「いったぁ…」 左頬がジンジンと痛む。 「り、おちゃん?」 なんとか間に合った。 千鶴ちゃんを呼び出したのは見たこともない顔した人だからきっと先輩。 先輩は千鶴ちゃんの頬を叩こうとした。 けど、なんとかあたしが間に入って阻止できた。