【完】俺様王子とKissから始めます。




正直、安西に呼び出されてキスされたときはびっくりした。


てっきり、俺は軽蔑されていて嫌われていると思っていたから。


なのに、アイツは自分からキスしてきて頬を真っ赤にして俺に告白してきた。


でも、あいにく俺にはすっげぇ好きな奴がいるからお断り。


まあ、いなくても断ってたけどな。


俺が酷いこと言って振ると
大きな瞳にうっすらと涙を浮かべながら必死に謝ってきた。



謝るならすんなよ…と正直思った。


だけど、教室に戻ると仲のいい峯岸と話していた。


それはそれは楽しそうに…だからイラッときた。
俺にキスしたくせに、振られたくせにって。


だから、ほぼ無意識的に声をかけた。


話してみると表情がコロコロ変わるし、面白いやつだと思い始めた。