たまたまこちらを向いていた翼くんとがっつり目が合った。 翼くんは口を抑えてクスクスとあたしの方を見て笑っていた。 なっなっ……、人事だと思って~!! いくら翼くんだからって許さないんだからね! あたしは今傷ついてるの。 放課後は奪われるは、翼くんには嫌われちゃうはで。 キッと翼くんを睨むと、翼くんは何を思ったのか口を開いて口パクで何かを伝えてきた。 なんだろう…? 翼くんの口の動きを頑張って読み取る。 「(バ、カ)」 「ば、バカ…!?」