「つ、翼くん…は、恥ずかしいよ…/////」
みんなチラチラ、とこちらを見ながら通り過ぎてるし。
「んじゃあ、俺以外のヤツに赤くなんじゃねぇぞ」
もしかして、まだそれ気にしてたの…!?
「う、うん…!」
あたしがコクコクッ、と頷くと
翼くんは満足そうに優しく微笑み、歩き始めた。
あたしはその隣を歩く。
翼くんは優しいからチビのあたしの歩幅に合わせて歩いてくれている。
そんな翼くんの優しさに胸がぎゅうっとなって温かくなる。
その優しさがあたしだけのものなら、どれだけにいいのか……
ふと、そんなことを思ったけど
頭をフルフルっと左右に振って紛らわした。
こんな興味もないあたしに優しくしてくれてるだけでも
ありがたいことだと思わなきゃ。
それから、二人で色んなアトラクションに乗った。
ジェットコースターだったり、コーヒーカップ…
どれも翼くんといるからか、楽しく思えた。



