「お前さ、この前俺言ったよな?」
「え?何のこと?」
色々と言われすぎて分かんないよ。
「お前が顔赤くしていいのは俺の前だけだからなっつったろ?もう忘れたの?」
ジリジリとあたし迫ってくる翼くん。
しまいには近くの壁に追いやられてしまった。
「なに俺以外のヤツに照れてんの?」
幸い、入口付近には誰もいなくてこの状況は見られていない。
「あ、あたし翼くんにしか…」
「嘘はいけねぇぞ?莉乙ちゃん」
あたしの前には笑っているけど、目は笑ってない翼くんがいる。
「父さんに顔赤くしてたのはどこ誰だっけ?」
ひ、ヒィ…!!
ば、バレてたし…!!!
だって、あんなイケメンさんに可愛いって言われたら誰でもあーなるって!!



