「えぇ…!?なんで翼くん!?」
なんで翼くんがこんな所にいるの!?
あたしの心の声の「会いたい」コールが聞こえちゃった!?
「なんでって…来いって親に言われたから」
お、親…ってまさか……
「えぇ!?この人たち翼くんのご両親なの…!?」
あたしはさっきのモデルさんのような女の人と声をかけてくれた男の人を交互にヒョロキョロと見る。
確かに…思い当たる節はいっぱいある。
だって、女の人のほうは翼くんと口元が似てるし…男の人は翼くんを大人っぽくした感じだったし。
見れば見るほど似てるから、翼くんのご両親だと確信できた。
「あれ?言ってなかったかしら?
あたしたち、高校の同級生で今でも仲良しなの♪」
お母さんが久々に友達会えたからか、ウキウキしながら、あたしに言った。
「初耳だし…っ!!!」
いや、もっと早く言ってよ…!!
翼くんの親と仲いいとかあたしにとってはすっごい重要な情報なんだから…!!
「嘘つけ。この前、俺が教えてやっただろ」
隣にいた翼くんが言った。
え…?なんかそんなこと言われたような言われてないような。
頭の中でついこの間のことを徐々に思い出していく。
あっ…!!思い出した…!!
そういえば、翼くんにキスした日に翼くんと
あたしがなんで急に仲がいいのか聞かれた時に翼くんが咄嗟に嘘をついてくれたんだっけ?



