「そんなの知ってる。
お前は顔に出やすいから……」
翼くんの綺麗な瞳があたしの瞳をとらえて離さない。
ドクドクドクッと鼓動が加速していく。
寿命が…縮みそう。
「じ、じゃあ…なんで……」
やっぱり、意地悪なだけ?
翼くんは毎回あたしの反応をみて楽しんでるの?
あたしはほんとにただの犬なの?
女の子としては見られてないの?
「……お前なんかどうでもいいはずなのになんかほっとけねぇんだよ」
「え…っ?」
ま、まさか翼くん…
あたしのこと好きでいてくれてる?
ちょっとだけだけど、期待していい?
「お前は俺だけの犬だからかな」



