最初に一人ずつ挨拶をして一人ずつステージに上がり作った服でポーズを決めたりして優勝を目指していた。






とても作ったと思えないような服があったりして見ているのがとても楽しかった。





怪盗のことを忘れてしまいそうな程だ





もう後半を過ぎた時、いきなり杏莉が立った。





「どうしたの?今から優勝者が決まるよ。」






「えっ、あ、お手洗いに行ってくるね。」






そう言って杏莉は歩いてどこかへ行ってしまった。





周りを見回していると






「誰も立っていない。もしかしたら・・・早く!琴音!怪盗ダイヤに先を越される!」





「えっ、何でわかったの?」





「それは良いから早く!」





琴音は梨央に走りながらついて行った。





「琴音。変装しよう。」





「うん。オッケイ!」






そう言った琴音は急いで顔が見られないように仮面とマントや動きやすい服に人がいない通路で着替えた。






「行くよ。琴音。前も言ったけど名前は、ジュエルとよぶこと。それと声を変えること。いいね。」






「うん。もちろん。行こう!」