学校から帰りいつものようにニュースを見ていると梨央と琴音とは違う怪盗ダイヤ。
という人が現れた。





ジュエルを盗むジュエルダブルにとって、最大の敵が現れジュエルを盗んだ。






というニュースが流れていた。





しかも、予告状まで届いておりジュエルダブルと同じ指輪を狙っているらしい。





この地域の辺りに住んでいるのかもしれない。






「わっ、大変!梨央にいわなきゃ!」






そう言って琴音は、梨央に電話をかけた。





「あっ、もしもし?梨央?」





「そうだけど、琴音どうしたの?」





「あのね、」そう言って怪盗ダイヤのことを話した。






「えっー!早く奪わないと取られちゃうよ・・・ねえ、琴音盗まれた時間ニュースで聞いた?」





「えっ、えっと確か三十分前だったと思うけど。」






「そう・・・でも何で?」





「何が?」





「えっ、だってついさっきでしょ?午前中に盗んだ方が人とか少ないと思う。だから私達と同じ学生の可能性もあると思う。」






「確かに!梨央ってホントに頭いい!探偵とか向いていると思うよ。」





「ホント?でも可能性だからホントにそうかは分からないよ。」






「でも、そんなことを思いつくのはすごいと思うよ。」





「ありがとう。」






「でもどうする?指輪取られたら終わりだよ。」






「うん。分かっている。でも誰かは分かるはずない。会場に来ているはずだから怪しい人を探すしかないと思う。」






「そっか・・・大変になったね。でもさ、怪盗ダイヤは、ジュエルダブルが狙っていることは知らないでしょ?だから有利かもよ。」






「そうだ。相手が油断しているすきに盗んじゃおう!」





「そうしよう。じゃ、続きはまた明日学校でね。バイバイ。」





「うん。バイバイ。」