頭に血が上るのは私の悪い癖だ。 気がついたら、私は友也先輩を殴っていた。 友也先輩は地面に倒れる。 「ってぇな…」 どうやら友也先輩の頭にも血が上ったようだ。 素早く起き上がろうとしたが、私が上に乗った方が先だった。 私をどかそうとする先輩の胸ぐらを掴む。 「最低ですね、友也先輩。 …二度と私にその面見せんな!」 私が人生で二回目にキレた瞬間だった。