確かに先輩は徐々に購買の方に近づいている。 ここは後輩として挨拶しとかなきゃ。 先輩も私に気づいたようで、ばっちり目があった。 だけど、次の瞬間目を逸らされた。 おかげで口は半開き、若干腰は曲がった状態で停止してしまった私。 当然里花に不思議な目で見られた。 「どうした?」 「ううん、なんでも。」 熱の冷めない里花と一緒に教室に戻る。 彩菜はもう部活のミーティングでいなかった。