「盛岡さんは本当に綺麗な字ですね。 朝坂くんは…朝坂くんらしい字ですね。」 先生のコメントが引っ掛かって、朝坂先輩の字を見ると、お世辞にも綺麗とは言えなかった。 私の視線に気づいたのか、朝坂先輩は顔を赤くする。 「会長だから綺麗と言うわけではないんです。」 「あ、はい、すみせん。」 どうやら気にしてたみたい。 「それじゃあ帰りましょうか。」 「あ、はい。 さようなら、佐伯先生。」