1つ席を挟んで隣に座った朝坂先輩は筆を走らせ字を書く。 佐伯先生はそれをニコニコと見る。 納得がいかなかったのか、朝坂先輩は新しい半紙を出した。 「盛岡さん、手が止まってますよ?」 「あ、はい。」 それからは一言も喋らず黙々と書いた。 気がつくと下校時間30分前。 なかなか上手にかけたと思う。